耐震設計
おすすめポイント
耐震に特化したプロ集団が在籍している耐震診断・耐震補強設計専門事務所
耐震設計は25年以上の歴史を持ち、その間に全国のさまざまな建物を診断してきた実績があるので、豊富な実績を持つ会社に耐震診断を依頼したいのであれば、耐震設計にぜひ相談してみてください。図面がない場合や、補助金を利用したい場合など、いろいろな状況に対応できるため、とてもよい結果を生むことでしょう。
また、耐震診断を専門としているのも特徴的な点のひとつです。
基本情報
住所 | 株式会社耐震設計 〒170-0013 豊島区東池袋一丁目27-8 池袋原ビル6階 |
電話番号 | 03-3353-3352 |
登録番号 | 一級建築士事務所 東京都知事登録第52672号 |
事業内容 | 耐震診断、構造設計・補強設計、マンションコンサルタント |
耐震設計へのアクセス
耐震設計は、耐震診断・耐震補強設計の専門事務所です。創業から25年の歴史を持ち、図面がない建物や鉄骨造の建物など、さまざまな建物で耐震診断が可能です。
昭和56年以前に建築された建築物は旧耐震基準と呼ばれており、耐震診断が必要です。耐震診断の結果、十分な耐震性能が確保できていない場合は、自社で責任をもって補強設計から工事管理まで対応しています。
今回はそんな耐震設計について、特徴や魅力を詳しく紹介します。
耐震設計の特徴①第三者機関として耐震性を調査
耐震設計は、耐震診断と耐震補強設計の専門事務所です。耐震を専門とするプロ集団が在籍しており、年間数百棟の耐震診断を実施しています。
豊富な実績を活かし、図面がない建物や鉄骨造の建物など、実にさまざまな建築物への対応が可能です。他社で断られた方やセカンドオピニオンとして利用したいという方など、顧客それぞれの要望に応えています。
耐震診断とは、人間の健康診断と同じようなものです。現在の建物の状態を調査し、カルテを書きます。カルテの内容を基に、必要に応じて手術方法を決めるように補強設計を行っています。
さらに人間の場合、薬を飲んだり手術を行ったりするのを補強工事に例えることができます。人間の場合は毎年健康診断を実施していますが、建物の場合は一度で済みます。
耐震診断では、図面通りに建物が施行されているかどうか調査を行っています。図面がない場合は、建物を目視して図面を作成しています。
どのような建物でも経年劣化は免れることができません。また、増築や壁を解体している場合もあります。そこで、現時点での建物の状態を知ることが大切です。
コンクリート造の建物の場合、コンクリートの強度が重要なポイントとなります。耐震設計では、サンプルの採取を行い、耐震性を数値化しています。
鉄骨系の建物の場合は、柱と梁の溶接状態が重視されるため、天井裏で調査を行っています。
耐震設計の特徴②大規模震災への備え
平成7年に起きた阪神・淡路大震災では、6,000名以上の尊い命が奪われました。そのうちの8割以上は自宅で亡くなっており、ほとんどが建物の倒壊によるものといわれています。
倒壊した建物は、昭和56年の耐震基準を満たしていない古い木造住宅や血管リフォーム住宅が多かったと報告されています。耐震性能に関する法律は、大規模地震などの災害を機に何度も改正されていますが、施工以前に建てられた建築物には適用されていません。
そこで、耐震設計は、既存建物専門の構造設計事務所として阪神・淡路大震災の翌年に創設されました。以来25年にわたって、数多くの耐震診断や耐震補強設計業務を請け負っています。
耐震設計の特徴③最善の補強設計を提案
耐震設計では、補強工事を行うための補強設計を行っています。補強設計の方法と種類について詳しく紹介します。
開口閉塞・耐震壁
コンクリートの壁は建物の強度を増す効果があります。窓を埋める、もしくは窓を小さくすることで、耐震性を高めることができます。
スリット補強
スリット補強とは、壁のついている柱の横に隙間を作る方法です。柱は地震の揺れに対して竹のように湾曲しようとする働きがあります。
多くの柱は湾曲しても壊れない強度を持っていますが、横に壁が付いていると湾曲を阻害し、破壊させてしまう可能性もあります。湾曲の阻害を防止するために隙間を作ることで、耐震性を高めます。
1981年に改正された建築基準法では、新耐震基準が設けられており、新耐震基準に準拠して建てられた鉄筋コンクリート造の建物には耐震スリットが採用されています。耐震スリットが採用されるようになったきっかけは、過去の地震で垂壁や腰壁のある柱にせん断破壊が多く見られたからです。
スリットには耐火材を入れて、止水用にシーリングを施しています。同色の塗装を行うことで、美観を損なう心配もありません。
フレーム補強
フレーム補強とは、2本の柱とそれを結ぶ梁を補強する方法です。街中で最も目にする機会の多い補強方法です。
X型やK型と呼ばれるものが主流となっており、中には門型と呼ばれる目立ちにくい方法もあります。門型は、X型やK型に比べて強度が低い傾向にあるため、診断結果や建物の使用状況からバランスを見て、提案を行っています。
ブレース補強
ブレース補強とは、鉄骨造の建築物で代表的な補強方法です。鉄骨造の建物は、コンクリート造に比べて揺れやすい性質を持っています。
地震による揺れを低減させるためにブレース補強は有効な方法です。
柱巻き補強
柱巻き補強とは、柱の強度を補う際に用いる補強方法です。柱巻きには、コンクリートや鉄板、炭素繊維など様々な材料が用いられます。
柱巻きに使用する材料は、メンテナンス方法や建物の耐震性を考慮して選定しています。柱巻きは、壁を作ることのできない場所で多く用いられる手法です。
特にマンションの1階部分が駐車場として使用されているピロティ構造の柱で活用されています。実際に、阪神・淡路大震災や熊本地震の際、ピロティ構造の建物が倒壊した例が複数見られました。
柱巻き補強は耐震壁に比べると、耐震強度は低い傾向にあります。しかし、耐震壁を導入することで、人や車の動線が変わってしまうと不便になる恐れもあります。
耐震設計では、住民への負担や利便性を加味し、十分な耐震性が確保できるかどうか判断したうえで提案を行っているので安心です。
まずは問い合わせてみよう
耐震設計は、耐震診断・耐震補強設計に特化した事務所です。創業から25年の実績があり、図面のない建物や鉄骨造の建物など、あらゆる建物に対応しています。
耐震診断は、人間の健康診断に例えることができます。現在の建物の状態を確認することで、必要な補強や耐震性能を把握できます。
特に建築基準法が改正された昭和56年以前の建物を所有している方は、耐震診断が必要です。過去の大震災で倒壊した建物の多くは、昭和56年以前の旧耐震基準で建築されていました。
100年に一度の大地震への備えとして、耐震診断は有効です。そんな耐震設計が気になる方は、電話もしくはメールで問い合わせてみましょう。